マイホームの購入時には、さまざまな費用がかかります。
頭金もその費用の1つですが、実際のところ頭金が何のためのお金なのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マイホームの購入時に支払う頭金について解説します。
金額の相場や注意点にも触れるので、ぜひ参考にしてください。
マイホームの購入にあたって支払う頭金とは?
頭金とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入する際に、最初に自己資金から支払うお金です。
物件価格のうち一部を頭金で支払い、その残りの金額を住宅ローンで借り入れて、毎月返済します。
頭金と混同されやすいのが手付金ですが、手付金は契約成立を証明し、解約権を確保するためのお金で、売買契約を結ぶ当日に現金で支払うのが一般的です。
また、手付金の支払い後に買主の都合で解約する場合は手付金を放棄して、売主の都合で解約する場合には手付金の倍額を買主に支払い、契約を解除するのが一般的です。
マイホームの購入にあたって支払う頭金の相場とは
マイホームの購入にあたって支払う頭金の相場は、注文住宅だと640万円ほどで、土地付きの注文住宅だと450万円ほどです。
また、建売住宅の場合は300万円ほどで、新築マンションの場合は710万円ほどが相場です。
注文住宅や新築マンションを購入するケースでは、住宅購入費用の15~20%ほどが頭金に設定されます。
対して、それ以外のタイプだと、住宅購入費用の10%前後を頭金として用意するのが一般的です。
マイホームの購入時に支払う頭金の注意点とは
頭金を支払う際の注意点は、まず貯金全額を投入しないことです。
貯金をすべて頭金に充ててしまうと、その後の生活が苦しくなったり、万が一の事態に対応できなくなったりするリスクがあります。
将来の計画や収入が減少したときに備えて、手元に資金を残しておきましょう。
また、諸経費も考慮するように注意してください。
マイホームの購入には、土地や建物の代金以外にも税金や保険料、手数料などがかかります。
一般的には、住宅価格のおよそ5~10%が諸経費の目安とされています。
頭金のほかに諸経費がどれくらい必要なのか把握したうえで、頭金の金額を決めるのが大切です。
そして、頭金なしで住宅ローンを組むケースでも注意が必要です。
頭金を用意せずに借り入れができるのは、自己資金の少ない方にとっては魅力的ですが、審査に通りづらくなる、売却しづらくなるといったデメリットがあることを理解しておきましょう。
まとめ
以上、マイホームの購入時に支払う頭金について解説しました。
頭金とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入する際に、自己資金から支払うお金です。
なお頭金を支払う際には、手元に資金を残す、諸経費も考慮するなどの点に注意しましょう。
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