大阪市で長屋・連棟戸建て等の不動産買取|井上不動産株式会社 > 井上不動産株式会社のスタッフブログ記事一覧 > 大阪市東成区で空き家投資は始めやすい?戸建て賃貸リノベーションの流れもわかりやすく紹介

大阪市東成区で空き家投資は始めやすい?戸建て賃貸リノベーションの流れもわかりやすく紹介

カテゴリ:不動産売却/買取

大阪市東成区で空き家が増えていることをご存じでしょうか。使われなくなった住宅が増え続けるなか、投資先として注目されるのが「戸建て賃貸リノベーション」です。放置された空き家を活かし、賃貸物件として新たな収益を得る方法は、今や高い利回りを目指す方にとって大きな魅力となっています。本記事では、東成区の空き家事情や投資の可能性、リノベーションの具体的な進め方、さらには知っておきたい最新の空き家活用アイデアまで分かりやすく解説します。

大阪市東成区における空き家の現状と投資環境

大阪市東成区(ひがしなりく)における住宅の空き家率は、平成30年度(2018年)時点で約19.6%と、全国平均の約13.6%、大阪市全体の約17.1%を上回っています。5年前と比べて空き家は2,850戸増加しましたが、「その他の住宅」(管理が不十分な可能性のある住戸)は2,540戸あり、割合は25.4%で市平均の26.5%よりやや低めです。腐朽・破損がある空き家は増えているものの、その割合は17.6%と、5年前(18.3%)に比べて微減しています。

一方、令和5年(2025年)10月1日時点の大阪府全体では、空き家数は70万1,900戸、空き家率は14.2%と、調査開始以来初めて減少に転じています。ただし、「賃貸・売却用および二次的住宅を除く空き家」は約22万6,900戸と、こちらは8.5%増加しています。

また、最新データでは2023年時点で東成区の空き家数は8,410戸にのぼり、大阪府内の市区町村では中位(34位)、全国では約322位の数値です。こうした数値から、東成区は他地域と比べても相対的に空き家が多く、投資用戸建て物件のニーズが見込まれるエリアであることが分かります。

項目東成区の状況比較対象
空き家率(2018年)約19.6%全国平均13.6%、市平均17.1%
空き家数(2023年)8,410戸府内34位、全国322位
府全体・空き家率(2025年)14.2%(減少)

さらに、東成区の住宅ストックは戦後からの木造密集地が多く、築50年以上の戸建てや長屋の老朽化、再建築不可・狭小地・接道不良など流通の難しい物件が多数を占めています。公示地価は、交通利便性の高い沿線沿いで坪160~170万円を上回る地点がある一方、今里、大今里、深江南などでは坪120万円台にとどまる地域もあります。地価全体としては平均で坪130〜150万円前後と、市内平均をやや下回るものの、安定した需要があります。

東成区で戸建て賃貸リノベーション投資が注目される理由

まず、東成区は大阪都心に近く、地下鉄千日前線や今里筋線などの交通アクセスが充実しているため、単身者や共働き世帯からの賃貸需要が高まっています。また、築古戸建や長屋など、リノベーションの素材となる物件が多く流通しており、適正な改修を施すことで競争力ある物件に変化できる点が魅力です。さらに、2026年に向けた国・大阪市の補助制度では、耐震改修、省エネ改修などへの支援が拡充されており、戸建て空き家をリノベーション賃貸に転用する際の資金負担軽減につながります。

項目概要利点
家賃相場・立地特性交通利便性が高く、単身者・共働き世帯の需要が強い安定した賃貸経営が可能
高収益性築古戸建をリノベーションし付加価値を向上家賃アップや入居率向上が期待できる
公的支援制度耐震診断・改修、省エネ工事などに最大数十万円の補助投資リスクを抑えつつ物件価値を改善

以下に、各内容を詳しくご説明いたします。

1.戸建て賃貸の家賃相場と立地特性:東成区は地下鉄千日前線や今里筋線といった交通網が整備されており、梅田や難波へのアクセスが良好です。そのため、職住近接を望む単身者や共働き夫婦などからの賃貸需要が堅調に見込まれます。賃料設定においても、交通アクセスの良さを訴求点にしながら、適正な設定が可能です。

2.戸建て空き家をリノベーションして賃貸にするメリット:東成区には築年数が経過した木造戸建や長屋が多く残っており、これらを耐震補強や内装改善などのリノベーションにより、単身者向けや若年層向けの魅力的な賃貸物件へと変貌させることができます。ファミリー層や新婚世帯の場合も、現代のライフスタイルに合わせた間取り改修などによって高収益を目指せます。

3.市や区が実施する空き家利活用支援や補助制度:東成区では「空家利活用改修補助事業」があり、バリアフリー化、省エネ性能の向上、地域活性化に資する用途への改修などに対して補助が受けられます。申請には事前相談と契約前の手続きが必要ですが、耐震診断や改修設計、工事への支援が含まれております(申請期間:耐震診断などは令和7年12月26日まで、工事は同年12月15日まで)また、国や市による耐震補強や省エネ改修、子育て世帯向け改修に関する補助金もあり、最大100万円程度の支援が受けられる制度も紹介されています.

こうした背景から、東成区で戸建て賃貸リノベーション投資が注目されているのは、立地の強み、物件供給の豊富さ、そして公的支援によるコスト軽減が揃っているためです。不動産投資において高い収益性を追求されるオーナー様にとって、非常に魅力的な市場です。

リノベーション投資における具体的な進め方の知識

戸建て空き家をリノベーション投資する際には、まず建物の現状把握が重要です。公益社団法人大阪府建築士会では、建物の構造的な健全性や劣化の有無を非破壊で調査する「既存住宅状況調査(インスペクション)」を実施しています。インスペクションを行うことで、改修が必要な箇所が明確になり、工事内容や費用を適切に見積もることが可能になり、結果としてコストの最適化につながります。

その後、耐震診断と耐震改修設計を進めることが重要です。大阪市の「住宅再生型」補助制度では、インスペクション、耐震診断、耐震改修設計、耐震改修工事、性能向上に資する改修工事が補助対象となっています。申請には、工事着手前の時点で手続きが必要で、耐震診断の結果、耐震性が不足している場合は耐震補修工事が求められます。さらに、長屋などの場合は棟全体での耐震性能確保が原則です。

改修工事完了後は、戸建て賃貸としての適切な運営が成功の鍵となります。まず、耐震性と省エネ性能など、目に見えにくい品質を訴求し、それを募集図面や案内でアピールします。安全性の強化は長期入居の安定につながり、過剰な家賃値下げによる「デススパイラル」を回避できます。適正な家賃で長期的に運用することが資産価値の維持につながります。

さらに、法令遵守とコスト管理も重要な要素です。大阪市の補助制度では、耐震診断や耐震改修工事は補助申請時期や要件が厳格に定められており、事前相談のうえ、所有者全員の同意書の取得や建築年次の確認書類、写真や間取り図の提出が求められます。こうした手続きの漏れがあると補助が受けられないケースもあるため、申請手順を丁寧に確認し、計画的に準備を進める必要があります。


ステップ 内容 ポイント
インスペクション調査 構造・劣化の目視調査 早期発見でコスト抑制、安心材料になる
耐震診断・改修設計 耐震性能の評価と補強設計 長屋では棟全体の性能強化が必要
改修後の運用・法令遵守 賃貸運営、安全性のアピール、手続き管理 長期安定収入、補助制度の適切活用

東成区で戸建て投資時に知っておきたい関連活用アイデア

戸建て以外にも、東成区では土地を有効に活かすさまざまな活用アイデアが注目されています。以下に、具体的な活用手法を表形式で示します。

活用法 特徴 メリット
駐輪場経営 駅近など通行量の多い地域で、数坪の狭小地に自転車ラックを設置 初期費用が低く、ほぼ満車が期待でき、管理が容易
バイク駐車場 大型バイクや配達用バイクなど、駐車スペース不足のニッチ市場に対応 高単価で貸し出せ、不整形地でも活用可能
コンテナ設置(仮置きスペース等) 住宅用以外の収容ニーズに対応できる柔軟な小規模スペース活用 管理負担が少なく、賃貸以外の収益源が得られる

まず、駐輪場は今里筋線や千日前線沿いの駅近などで非常に堅実な運用が可能です。わずか3坪程度でも6~8台の設置が可能で、初期費用の低さと高い稼働率が期待できる点が魅力です。契約は月極形式にすれば管理の手間も抑えられます。

次に、バイク駐車場はとくに大型バイクや配達バイク所有者向けに不足しているニーズに対応できる活用法です。1台あたり2~3平方メートル(約1畳)あれば利用可能であり、不整形地や狭小地でも導入しやすく、高い収益性が望めます。

また、土地や建物を賃貸以外で収益化する観点では、コンテナスペースなどを活用した小規模収容ニーズへの対応も注目です。管理負担が少なく、柔軟な運用が可能で、賃貸運営とは異なる角度からの収益化を図ることができます。

まとめ

大阪市東成区の空き家増加が進む背景には、住宅ストックの老朽化や人口動態の変化があります。この地域で戸建て空き家をリノベーションし賃貸運用することで、高い収益性と賃貸ニーズを両立できるチャンスが広がっています。公的な補助や支援制度を活用し、耐震診断などを適切に進めれば、初めての方でも安心して投資が可能です。また、土地や建物の特徴に応じて駐輪場や短期貸しなど多様な活用法も視野に入れることで、さらに収益機会を広げられるでしょう。東成区での戸建て投資に興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせはこちら

≪ 前へ|大阪市の空き家リノベーションは天王寺区が注目!資産価値向上のポイントも紹介   記事一覧   門真市の底地売買でお悩みならご相談を!交渉や承諾料の注意点も紹介|次へ ≫

トップへ戻る